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J-GLOBAL ID:201002230447434588   整理番号:10A0151263

一酸化窒素感受性グアニリルシクラーゼ活性はヘテロニ量化減少が原因で出生後脳発達が低下する

Nitric oxide sensitive guanylyl cyclase activity decreases during cerebral postnatal development because of a reduction in heterodimerization
著者 (4件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 542-551  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,脳の発達における可溶性グアニリルシクラーゼ(sGC)の発現機構と役割を検証した。成熟ラットでは出生直後のラットに比べて,sGCサブユニットが安定的に発現しているにも関わらず,脳内のNO感受性酵素が著明に減少していた。成熟ラットの大脳内の総ヘム蛋白質ヘム含量は減少しており,これは恐らくヘムオキシゲナーゼ活性の増大によると見られた。しかし,sGC活性の低下は,単にインタクトのヘテロダイマー酵素のヘムの減少によるものではなかった。sGCサブユニットの共沈殿解析で,成熟ラットの大脳でヘテロダイマー化が減少していることが分かった。このことが成熟ラットで観察されたNO感受性グアニリルシクラーゼ活性の減少の理由であった。これらから著者等は,これまで云われてきたsGC蛋白質発現とsGC活性の間の相関が認められない現象の主な理由は,ヘテロダイマー形成の効率の差によると結論した。更に著者等は,sGCのヘテロダイマー化は未知のシグナル伝達系を介して脳発達中に変化する制御過程であると示唆している。
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  成長 

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