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J-GLOBAL ID:201002230471322774   整理番号:10A0653926

カリフォルニア固有の2種類の同所性潜在性種としてのミカンキイロアザミウマ(アザミウマ類:アザミウマ科)の核ミトコンドリアのバーコード化

Nuclear-Mitochondrial Barcoding Exposes the Global Pest Western Flower Thrips (Thysanoptera: Thripidae) as Two Sympatric Cryptic Species in Its Native California
著者 (3件):
資料名:
巻: 103  号:ページ: 877-886  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: B0324C  ISSN: 0022-0493  CODEN: JEENAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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過去30年の間に,ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis;アザミウマ類:アザミウマ科)は世界各国の園芸栽培地帯で最も重要な害虫となった。この害虫を防除するための様々な研究がおこなわれ,膨大な経費をかけて生態や防除法が検討されてきた。これまでミカンキイロアザミウマの基礎的な生態,害虫の発生状況,殺虫剤抵抗性に関する変化の問題も提起されてきた。リンクしていない遺伝子座間の関連性を調べるために,カリフォルニアのミカンキイロアザミウマ個体群の核およびミトコンドリア遺伝子のDNA塩基配列を比較するために,核-ミトコンドリアのバーコード化を行った。28SおよびチトクロムcオキシダーゼI遺伝子のD2ドメインの配列により,2つの別個の存在は明らかになったが,同所的遺伝子の存在ははっきりしなかった。そこで,これらの実体を明らかにするための単純なPCR法を検討した。これらの核およびミトコンドリア遺伝子座の関連性は同所性領域における生殖的隔離および2種の潜在的存在を示すことがわかった。ミカンキイロアザミウマは2種類が混合したものであるということは重要であり,将来この害虫を研究する上で十分考慮する必要がある。
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  遺伝子の構造と化学 
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