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J-GLOBAL ID：201002230481707860   整理番号：10A1199754

植物根圏土壌メタゲノムから分離した新エステラーゼEstD2

A new esterase EstD2 isolated from plant rhizosphere soil metagenome

著者 (9件)： LEE Myung Hwan (Dong-A Univ., Busan, KOR) ,  HONG Kyung Sik (Korea Res. Inst. Chemistry Technol., Daejeon, KOR) ,  MALHOTRA Shweta (Dong-A Univ., Busan, KOR) ,  PARK Ji-Hye (Dong-A Univ., Busan, KOR) ,  HWANG Eul Chul (Dong-A Univ., Busan, KOR) ,  CHOI Hong Kyu (Dong-A Univ., Busan, KOR) ,  KIM Young Sup (Korea Res. Inst. Chemistry Technol., Daejeon, KOR) ,  TAO Weixin (Dong-A Univ., Busan, KOR) ,  LEE Seon-Woo (Dong-A Univ., Busan, KOR)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 88  号： 5  ページ： 1125-1134  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 韓国の3位置から収集した植物根圏土壌試料から抽出したDNAを用い,3メタゲノムライブラリーをホスミド内で作成し,脂質分解活性を示す14クローンを選択した。その内で最大活性を示すホスミドクローンpFLP-2を特性化した。pFLP-2は397アミノ酸蛋白質をコードする1191bpのORFを持っていた。組換大腸菌から精製したEstD2は酪酸p-ニトロフェニルに対して最大活性,35°C,pH8.0で最適活性を示し,K_m及びK_catはそれぞれ79.4μM及び120.5/秒であった。EstD2は15%ブタノール及びメタノールの存在で活性が20~30%増加した。系統解析はEstD2が脂肪分解酵素の新規ファミリーに属することを示し,EstD2の近いホモログであるPhenylobacterium zucineum HLK1由来の仮説蛋白質も大腸菌で発現すると脂肪分解活性を示した。

シソーラス用語： *根圏 ,  *ゲノム ,  *エステル結合ヒドロラーゼ ,  脂肪分解 ,  遺伝子 ,  *基質特異性 ,  解析 ,  細菌 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *EstD2蛋白質 ,  Phenylobacterium zucineum ,  *エステラーゼ ,  ホスミド ,  *メタゲノム ,  メタゲノムライブラリー ,  系統解析 ,  ORF

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  酵素生理  (EG03052C)

物質索引 (3件)： ブタノール ,  メタノール ,  酪酸p-ニトロフェニル

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  根圏土壌 ,  メタゲノム ,  エステラーゼ