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J-GLOBAL ID：201002230741553803   整理番号：10A1143962

ソイサポニンIは,NF-kB経路阻害によってマウスにおけるTNBS誘導性腸炎を和らげる

Soyasaponin I Attenuates TNBS-Induced Colitis in Mice by Inhibiting NF-κB Pathway

著者 (5件)： LEE In-Ah (Kyung Hee Univ., Seoul, KOR) ,  PARK Young-Jun (Kyung Hee Univ., Seoul, KOR) ,  YEO Hee-Kyung (Kyung Hee Univ., Seoul, KOR) ,  HAN Myung Joo (Kyung Hee Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Dong-Hyun (Kyung Hee Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 20  ページ： 10929-10934  発行年： 2010年10月27日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究ではマウスを用い,ダイズ由来のソイサポニンIについて,リポポリサッカライド反応性であるマウス腹腔マクロファージ,およびTNBS(3,4,5-トリニトロベンゼンスルホン酸)誘導の腸炎マウスの炎症マーカーの阻害効果を調べた。その結果,腸炎マウスでは,当該サポニンはin vitroで脂肪酸化の阻害活性を示し,炎症誘発サイトカイン(TNF-αおよびIL-1β),炎症メディエーター(NOおよびPGE2),および炎症酵素(COX-2およびiNOS)を阻害した。また当該サポニンはIkB-αのリン酸化およびNF-kBの核移行を抑制したが,マイトジェン活性化プロテインキナーゼの活性はほとんど抑制しなかった。腸炎マウスに対する当該サポニンの経口投与試験も実施し,消炎作用の機序について考察した。

シソーラス用語： *ダイズ ,  *サポニン ,  大腸炎 ,  炎症 ,  腹腔マクロファージ ,  酸化 ,  転写因子 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  サイトカイン ,  TNFα ,  一酸化窒素 ,  酵素 ,  MAPキナーゼ ,  シクロオキシゲナーゼ ,  一酸化窒素シンターゼ ,  生理活性因子 ,  酸化防止剤 ,  マウス ,  リポ多糖類 ,  消炎 ,  *消炎作用 ,  スルホン酸 ,  炎症性メディエーター
準シソーラス用語： COX2 ,  Glycine max ,  IkB-α ,  IL-1β ,  iNOS ,  Mus musculus ,  NF-kB ,  NO ,  PGE2 ,  ソイサポニンI ,  マイトジェン活性化プロテインキナーゼ ,  リポポリサッカライド ,  炎症誘発サイトカイン ,  核転写因子 ,  抗炎症 ,  抗炎症作用 ,  抗炎症性サイトカイン ,  抗酸化 ,  抗酸化物質 ,  脂肪酸化 ,  腹腔内マクロファージ

分類 (2件)： グリコシド,配糖体  (CF10057O) ,  消炎薬の基礎研究  (GW15010T)

物質索引 (1件)： TNBS

タイトルに関連する用語 (5件)： 経路 ,  阻害 ,  マウス ,  TNBS ,  腸炎