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J-GLOBAL ID:201002230768638665   整理番号:10A0719981

K+チャネルにおけるC型不活性化の構造的機構

Structural mechanism of C-type inactivation in K+ channels
著者 (4件):
資料名:
巻: 466  号: 7303  ページ: 203-208  発行年: 2010年07月08日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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K+チャネルの選択性フィルターの透過型と非透過型の間の相互変換は,マイクロ秒時間スケールでの速い「フリッカー」遷移から,ミリ秒から秒の時間スケールで起こるC型不活性化までの,いろいろなゲーティング事象の基礎となる。今回我々は,放線菌(Streptomyces lividans)のK+チャネルKcsAの,開いた不活性なコンホメーションの結晶構造を明らかにし,部分的に開いた一連の構造に「トラップした」チャネルの選択性フィルターにおけるC型不活性化のゲーティング機構を調べた。閉じたKcsAでの12Å(Thr112のCα-Cα間の距離)から,完全に開いた際の32Åまでの大きさの小孔をもつ,5種類のコンフォーマー(配座異性体)が同定された。それらから,ゲートの開口度と,選択性フィルターのコンホメーションとイオン占有率の間のはっきりした相関が明らかになった。フィルター骨格の段階的再配置により,まずS2イオン結合部位が消失し,それに続いてS3結合部位が失われて,おそらくイオン透過が起こらないようにしていることがわかった。これらの構造は,K+チャネルにおけるC型不活性化の分子基盤を示唆している。Copyright Nature Publishing Group 2010
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分類 (2件):
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細胞膜の輸送  ,  分子構造 
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