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J-GLOBAL ID：201002230805341295   整理番号：10A0549258

リファイナ木材繊維(TMP繊維)及び麻繊維に基づく押出木材-プラスチック複合材料の性質

Properties of extruded wood-plastic composites based on refiner wood fibres (TMP fibres) and hemp fibres

著者 (2件)： SCHIRP Anke (Fraunhofer-Inst. for Wood Res. (Wilhelm-Klauditz-Inst., WKI), Braunschweig, DEU) ,  STENDER Jan (Fraunhofer-Inst. for Wood Res. (Wilhelm-Klauditz-Inst., WKI), Braunschweig, DEU)
資料名： European Journal of Wood and Wood Products  (European Journal of Wood and Wood Products)
巻： 68  号： 2  ページ： 219-231  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： C0118A  ISSN： 0018-3768  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木材サーモメカニカルパルプ(TMP),麻繊維あるいは両者の組合せ,ポリプロピレン繊維及びマレイン酸無水物変性ポリプロピレン(MAPP)の混合物を押出機に掛けて混合した木材プラスチック複合材料(WPC)の製造及び機械的及び物理的性質について検討した。木質材料含有量最大70%までペレット化なしに押出成形できた。MAPPを添加しない場合は予期に反して木粉ベースWPCに比べて強度が低かった。これはMAPPを添加しない場合は繊維の分散が不良であることによると推定した。MAPPと麻繊維を配合した場合は木粉WPCの強度を上回った。繊維による補強効果を最大限に発揮するためには共回転二軸押出機による混練が必要条件であった。又混練中に損傷を受けず,強化機能を最大に発揮する繊維長の最適化が必要であった。動的機械分析によってMAPP添加によって繊維-マトリックス接着が改善されることを確認した。

シソーラス用語： *サーモメカニカルパルプ ,  *麻繊維 ,  *ポリプロピレン繊維 ,  ポリプロピレン ,  押出機 ,  混練 ,  押出成形 ,  プラスチック ,  複合材料 ,  木材 ,  木質材料 ,  効果 ,  二軸押出機 ,  繊維長 ,  最適化 ,  動的機械分析 ,  接着
準シソーラス用語： *WPC【プラスチック】 ,  *マレイン化ポリプロピレン ,  界面接着 ,  補強効果

分類 (3件)： 改良木材  (FF05033J) ,  ポリオレフィン  (YH07090L) ,  押出成形  (YH04040N)

タイトルに関連する用語 (10件)： リファイナ ,  木材繊維 ,  TMP ,  繊維 ,  麻繊維 ,  押出 ,  木材 ,  プラスチック ,  複合材料 ,  性質