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J-GLOBAL ID:201002230855470800   整理番号:10A0947745

視床下部におけるAMPKおよび脂肪酸代謝は,エネルギーバランスの甲状腺による調節を仲介する

Hypothalamic AMPK and fatty acid metabolism mediate thyroid regulation of energy balance
著者 (32件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1001-1008  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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甲状腺ホルモンは広範な細胞作用をもつが,その中枢神経系(CNS)に対する作用が全身のエネルギーバランスに影響するかどうかは不明である。今回我々は,全身の甲状腺機能亢進あるいはトリヨードチロニン(T3)の中枢投与が視床下部のAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)活性を低下させ,交感神経系(SNS)活性を増強し,褐色脂肪組織(BAT)の発熱マーカー発現を増加させることを示す。視床下部腹内側核(VMH)の脂質生成経路の阻害は,甲状腺ホルモンによるCNS介在性BAT活性化を障害し,甲状腺機能亢進に伴う体重減少を回復する。同様に,VMHの甲状腺ホルモン受容体の阻害は,甲状腺機能亢進に伴う体重減少を回復する。甲状腺機能正常ラットのVMHでのAMPKの遺伝的阻害は食餌非依存性体重減少をもたらし,BATでの発熱マーカーの発現を増加させるので,この調節機構はAMPK不活性化に依存している。これらの影響はSNSの薬理学的遮断により元に戻る。したがって,視床下部におけるAMPK活性と脂質代謝の甲状腺ホルモン誘導性変化は全身のエネルギー恒常性の主要な調節因子である。Copyright Nature Publishing Group 2010
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  甲状腺ホルモン 
物質索引 (1件):
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