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J-GLOBAL ID:201002230860662734   整理番号:10A0620831

INFLAWARE:インタオペラビリティ,再構成可能性および性能改善のための統合フラッシュメモリソフトウェアアーキテクチャ

INFLAWARE: Integrated Flash Memory Software Architecture for Interoperability, Reconfigurability, and Performance Enhancement
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 409-426  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: L7416A  ISSN: 1343-4500  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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フラッシュメモリは,ディジタルカメラ,携帯電話,テレマティックス,ラップトップ,DBサーバなど各種の計算機システムにおいて,SSDの形式で広く使用されているため,インタオペラビリティはフラッシュメモリソフトウェアアーキテクチャに対する不可欠の要件になっている。この目的で,多くのシステムは通常のFATファイルシステムとFTL(フラッシュメモリ変換層)ソフトウェアを業界規格として使用しているが,前者はファイル抽象の支援を目的として,後者はフラッシュメモリの書込前消去特性を克服するためである。しかしFATファイルシステムの設計が旧式で,FATファイルシステムとFTL間の協調が欠けていると,性能劣化や信頼性低下など若干の難点が生じる。本論文では,INFLAWARE(統合フラッシュメモリソフトウェア)と呼ぶ新しい統合フラッシュメモリソフトウェアアーキテクチャを提案し,インタオペラビリティだけではなく,性能改善と再構成可能性も支援する。インタオペラビリティを実現するため,INFLAWAREはFAT互換インタフェースとFATテーブルやディレクトリなどの内部構造も実現し,これによりINFLAWAREは既存のFATファイルシステムによりフォーマットされたフラッシュメモリにアクセスできる。性能改善のため,INFLAWAREはファイルシステムとFTLの機能をシームレスに統合し,マップ廃棄技法などの若干の協調性能改善技法を適用する。最後に再構成可能性のために,INFLAWAREは再構成可能コンポーネントの集合として設計し,ユーザが自分のシステムに必要な機能だけを選択できるように再構成ツールを提供し,システム資源の使用を低減可能とする。現実の実装による実験結果から,INFLAWAREは,通常のFATファイルシステムとFTLの組合せと比較して,メモリフットプリントを最大27%,平均19%,応答時間は最大22%,平均10%,改善できることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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オペレーティングシステム 
引用文献 (29件):
  • F. Douglis, R. Caceres, F. Kaashoek, K. Li, B. Marsh, and J. Tauber,“Storage Alternatives for Mobile Computers”, in Proceedings of the First Symposium on Operating Systems Design and Implementation (OSDI), pp. 25-37, 1994.
  • A. Gupta, Y. Kim, and B. Urgaonkar,“DFTL: A Flash Translation Layer Employing Demand-based Selective Caching of Page-level Address Mappings”, in Proceeding of the 14th international conference on Architectural Support for Programming Languages and Operating Systems (ASPLOS), pp. 229-240, 2009.
  • D. Narayanan, E. Thereska, A. Donnelly, S. Elnikety, and A. Rowstron,“Migrating Server Storage to SSDs: Analysis of Tradeoffs”, in Proceedings of the fourth ACM European conference on Computer systems (EUROSYS), pp. 145-159, 2009.
  • N. Agrawal, V. Prabhakaran, T. Wobber, J. Davis, M. Manasse, and R. Panigrahy,“Design Tradeoffs for SSD Performance”, Proceedings of the 2008 USENIX Annual Technical Conference, pp. 57-70, 2008.
  • H. Dai, M. Neufeld, and R. Han,“ELF: An Efficient Log-Structured Flash File System For Micro Sensor Nodes”, in Proceedings of the Second International Conference on Embedded Networked Sensor Systems (SenSys), pp. 176~187, 2004.
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