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J-GLOBAL ID：201002230892810450   整理番号：10A0338543

階層型ニューラルネットワークとき裂進展解析によるクラックアレスター位置の推定

Positioning of Crack Arrester Using Hierarchical Neural Network and Crack Propagation Analysis

著者 (4件)： 尾崎弘明 (東洋大 大学院工学研究科) ,  中林靖 (東洋大 総合情報) ,  矢川元基 (東洋大 計算力学研究セ) ,  KIM Young Jin (成均館大学校 工科大学院)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 76  号： 763  ページ： 303-310  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,疲労き裂の進展を停止させるクラックアレスター位置を推定する方法について検討を行った。き裂進展解析と階層型ニューラルネットワークを融合した逆問題解析手法を提案し,解析モデルのどこに疲労き裂を停止させる円孔阻止構造を配置すればき裂進展を停止できるか,クラックアレスター位置を予測する方法を示した。ニューラルネットワークを用いたクラックアレスター位置の推定結果では,最大で97%の貫入率で予測することが出来ることを実証し,入力情報の適切な選択が,学習効果に強く影響を与えることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ニューラルネットワーク ,  疲れ亀裂成長 ,  亀裂停留 ,  *有限要素法 ,  応力拡大係数 ,  要素分割 ,  学習 ,  曲げ試験 ,  位置決め ,  円孔 ,  解析モデル
準シソーラス用語： *クラックアレスター

分類 (2件)： 金属材料  (HC04020L) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (21件)：

• 1) YAGAWA G. ed. Fracture Mechanics. Baifukan. (1988)
• 2) NISHIDA S. Failure Analysis in Engineering Applications. Butterworth Heinemann. (1986)
• 3) MCEVILY A. J. Metal Failures. John Wiley & Sons, Inc.. (2002)
• 4) ROMUALDI J. P. Fracture Arrest Design Consideration. Proceedings of the Crack Propagation Symposium, Cranfield, 1961. (1961) vol.2, p.287-302.
• 5) KANAZAWA T. Some Basic Considerations on Crack Arresters for Welded Steel Structures (The 2nd Report) : with Special Reference to Patch Type Arrester Model. Journal of Zosen Kiokai. (1964) vol.116, p.124-135.

タイトルに関連する用語 (6件)： 階層型ニューラルネットワーク ,  き裂進展 ,  解析 ,  クラック ,  アレスター ,  推定