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J-GLOBAL ID：201002230968007392   整理番号：10A0861930

多核芳香族炭化水素(PAHs)はいろんな新生の湿地種の成長に異なって影響する

Polynuclear aromatic hydrocarbons (PAHs) differentially influence growth of various emergent wetland species

著者 (3件)： ZHANG Zhenhua (School of Earth and Environment, The Univ. of Western Australia, 35 Stirling Highway, Crawley, WA 6009, AUS) ,  RENGEL Zed (School of Earth and Environment, The Univ. of Western Australia, 35 Stirling Highway, Crawley, WA 6009, AUS) ,  MENEY Kathy (Syrinx Environmental Pty Ltd, 12 Monger St., Perth, WA 6000, AUS)
資料名： Journal of Hazardous Materials  (Journal of Hazardous Materials)
巻： 182  号： 1-3  ページ： 689-695  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： B0362A  ISSN： 0304-3894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 毒性有機汚染物質が新生の湿地植物の成長に影響し,人工湿地に使われたときファイトレメディエーションの程度に影響するであろう。一連のガラスハウス実験を行っていろんな新生の湿地種の成長に及ぼす多核芳香族炭化水素(PAHs)の影響を調べた。種のPAHsへの反応は著しく異なった。ナフタレンを有す水耕中のBaumea juncea,Baumea articulata,Schoenoplectus validusとJuncus subsecundus及びナフタレンとピレンを新たにスパイクした土壌のB.junceaとJ.subsecundusの相対成長速度(RGRs)について顕著な相互作用(種×PAH処理)を観察した。水耕中で,比較的低いナフタレン添加による処理でB.articulataのバイオマスは顕著に増えたのに,S.validusのそれは全ナフタレン添加により顕著に増えた。水耕と土壌の両方で,B.junceaの成長はPAH(フェナントレンとピレン)により増えたのに,J.subsecundusのそれは比較的高濃度のPAHsによる処理で減った。70日成長後のJ.subsecundusと150日成長後のB.junceaは土壌からのPAHsの除去に目だっては影響しなかった。土壌の残留PAHはJ.subsecundusの成長にわずかに(しかし目だってではない)影響した。湿地植物成長へのPAHsの影響はPAH種類と媒液に関係なく種特異であった。種のPAHへの反応は,ファイトレメディエーションのため建設された湿地の種を選択するとき配慮される必要があった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 湿地 ,  水処理施設 ,  ファイトレメディエーション ,  成長速度 ,  *植物 ,  水質汚濁物質 ,  毒性 ,  廃水処理 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  人工湿地 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： *湿地植物 ,  *植物種 ,  相対成長速度 ,  有機汚染物質

分類 (8件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  ナフタレン  (CF06020D) ,  フェナントレン  (CF06070G) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  植物に対する影響  (EE05030G) ,  発生,成長,分化  (EH02030U) ,  植物分類学  (EH01030N) ,  下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

物質索引 (3件)： ナフタレン ,  ピレン ,  フェナントレン

タイトルに関連する用語 (4件)： 多核芳香族炭化水素 ,  PAHs ,  湿地 ,  成長