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J-GLOBAL ID：201002231021216040   整理番号：10A0672244

リチウムイオン電池のための不燃性溶媒としてのフッ素化合物の熱安定性および電気化学的性質

Thermal Stability and Electrochemical Properties of Fluorine Compounds as Nonflammable Solvents for Lithium-Ion Batteries

著者 (7件)： ACHIHA Takashi (Aichi Inst. of Technol., Toyota, JPN) ,  NAKAJIMA Tsuyoshi (Aichi Inst. of Technol., Toyota, JPN) ,  OHZAWA Yoshimi (Aichi Inst. of Technol., Toyota, JPN) ,  KOH Meiten (Daikin Ind., Ltd., Osaka, JPN) ,  YAMAUCHI Akiyoshi (Daikin Ind., Ltd., Osaka, JPN) ,  KAGAWA Michiru (Daikin Ind., Ltd., Osaka, JPN) ,  AOYAMA Hirokazu (Daikin Ind., Ltd., Osaka, JPN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 157  号： 6  ページ： A707-A712  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 示差走査熱量測定により,フルオロ-エーテルおよびフルオロ-カーボネートの混合が,LiClO₄-炭酸エチレン(EC)/炭酸ジエチル(DEC)/炭酸プロピレン(PC)の熱安定性が向上することを示した。フッ素化合物混合電解質溶液での酸化電流は,LiClO₄-EC/DEC/PC中でより小さく,電気化学的酸化に対する高い安定性を示している。フッ素化合物の電気化学的還元は,この化合物のHOMOおよび最低p-分子軌道エネルギーから推測されるように,EC,DEC,およびPCよりも高い電位で起こる。しかし,天然のグラファイト(NG)電極を用いた充放電実験では,このフッ素化合物はPC含有溶媒中のNG上に固体電解質中間相が急速に形成し,第一クーロン効率を増大させることを示した。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *フッ素化合物 ,  *熱安定性 ,  *特性 ,  示差走査熱量測定 ,  有機フッ素化合物 ,  塩素酸リチウム ,  HOMO ,  軌道エネルギー ,  グラファイト ,  電気特性 ,  中間相 ,  溶媒 ,  酸素複素環化合物 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： *電気化学的性質 ,  充放電特性 ,  クーロン効率

分類 (2件)： 電気化学一般  (CB07010N) ,  二次電池  (YB04030K)

物質索引 (3件)： 炭酸エチレン ,  炭酸ジエチル ,  炭酸プロピレン

タイトルに関連する用語 (6件)： リチウムイオン電池 ,  不燃性 ,  溶媒 ,  フッ素化合物 ,  熱安定性 ,  電気化学的性質