抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中国における果樹政策は,2003年の「優勢農産物地域配置計画(2003~2007)」以降順次策定され,2008年の「全国優勢農産物地域配置計画(2008~2015)」に至っている。2003年計画当初から,カンキツはリンゴと並んで主要品目に位置づけられ,生産量は急増した。本稿では,まず中国における果樹政策を概観した上で,カンキツ生産量の急増と問題点,適地の指定と数値目標,および2003年計画策定以降5年間の成果について述べた。また,2008年計画と同時に「カンキツ優勢地域配置計画」が策定され,農民の組織化が進展した。現在,196組織(構成員17万人余,面積53万3600ha,生産量1000万t余)が設立されており,その活動についても述べた。