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J-GLOBAL ID:201002231083596540   整理番号:10A0329746

閉塞剪断流における剛体球の粘弾性誘起移動

Viscoelasticity-induced migration of a rigid sphere in confined shear flow
著者 (4件):
資料名:
巻: 165  号: 9-10  ページ: 466-474  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: B0636B  ISSN: 0377-0257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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液体中の固体粒子の懸濁は,幾つかの流体素子用途のように,いわゆる閉塞状態で,懸濁粒子の寸法に比肩する特性寸法を有する装置で流動させられる。浮遊流体の粘弾性と閉塞を組合せると,特殊な効果が生れる。本論文において,強制閉塞剪断流において,粘弾性流体中の浮遊粒子の動力学シミュレーションを,始めて発表した。全体の方程式は,有限要素法で解いた。立体配座テンソルの対数表現によるDEVSS/SUPG公式を実装し,高い流量まで安定で,収束性のよい結果を得た。粒子運動は,ALE公式化法で取扱った。計算的エフォートを最適化し,メッシュが歪過ぎたときに必要な再分割,及び投影ステップを低減するために,流れ方向の格子の剛体運動を実行した。粒子は交差流線方向のみに沿って移動する。閉塞と粘弾性は粒子移動を誘起することが分かった,例えば,最も近い壁に向かう主流方向に交差する横運動である。連続剪断下では,3つの異なる動力学的領域が認められ,粒子-壁間隔に関係する。交差流移動と浮遊流体中の垂直応力を関連させる簡単な経験則的関数により,浮遊粒子と垂直応力を関係付けた。この解析を,壁運動の方向を周期的に反転して付加される時間依存剪断流に拡大した。強制周波数が高くなればなるほど移動は緩慢になることが分かった。反転周期を流体緩和時間に近く選ぶと,奇妙な効果が起きる:移動速度がゼロ近傍で振動し,全体移動が抑制される。チャネルの中心面から離れる粒子を伴う動的不安定シナリオの革新的予測,及び計算結果の多くの特徴は,文献に報告されている最近の実験と良く合致する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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非Newton流 
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