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J-GLOBAL ID：201002231152785199   整理番号：10A0296374

傾斜発泡によるアルミフォームの形状・構造制御

著者 (1件)： 品川一成 (香川大 工)
資料名： 天田金属加工機械技術振興財団研究概要報告書・国際交流報告書
号： 22  ページ： 139-142  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： J0694A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属フォームは超軽量部材,衝撃吸収材,吸音材などに期待され,その開発には構造の最適化と作製法の研究が重要である。発泡剤配合量に分布をつけ,計算機援用の最適化を通して3次元構造を所望の密度分布で一体化成形することを提案した。これまでにモデル材料としてガラス粉末を用い,その可能性を確認した。本研究では,金属フォームへの傾斜発泡の適用について検討した。Al-7wt%Si-3vol%SiCに発泡剤TiH₂を添加し,円柱状試料に成形後,加熱処理した。膨張率の異なる層を積層した2層,3層試料を作製し,形状変化と気孔発生を調査した。傾斜発泡過程を解析するため,粘性多孔質体の構成式と化学反応式を連成してFEM解析を行った。

シソーラス用語： *多孔質金属 ,  複合材料 ,  *アルミニウム合金 ,  ケイ素含有合金 ,  炭化ケイ素 ,  発泡剤 ,  チタン化合物 ,  水素化物 ,  傾斜機能材料 ,  細孔構造 ,  細孔径 ,  空隙率 ,  熱処理 ,  構成方程式 ,  化学反応 ,  *粉末冶金 ,  制御 ,  反応速度 ,  粘度 ,  数値解析 ,  多層構造 ,  熱膨張 ,  金属基複合材料
準シソーラス用語： MMC【複合材】 ,  水素化チタン ,  FEM解析 ,  構造制御 ,  粘性係数 ,  連成解析

分類 (2件)： 圧粉,焼結  (WC02030X) ,  金属系複合材料一般  (WE04010V)

引用文献 (6件)：

• C. Kömer, M. Hirschmann and H. Wiehler. Porous Metals and Metal Foaming Technology (Proc. MetFoam2005),(2005), 279, JIM
• K Shinagawa and Y. Oyashiki, Key Eng. Mat, 274-276(2004), 1107
• 品川一成, 大屋敷由香, 平16年春塑加講論,(2004), 175.
• K. Shinagawa, T. Kaneko, M. Nakashima and Y. Hirashima., Key Eng. Mat.177-180(2000), 23.
• D. Lehmhus and M. Wichmann, Porous Metals and Metal Foaming Technology (Proc. MetFoam2005),(2005), 133, JIM

タイトルに関連する用語 (4件)： 発泡 ,  アルミ ,  フォーム ,  構造制御