高度子宮頸部病変患者におけるヒトパピローマウイルス18 E7に対するCD4<sup>+</sup>T細胞は子宮頸部におけるウイルス不在と関連する

SERESINI Samantha; ORIGONI Massimo; CAPUTO Luigi; LILLO Flavia; LONGHI Renato; VANTINI Simone; PAGANONI Anna Maria; PROTTI Maria Pia

文献

J-GLOBAL ID：201002231216212732 整理番号：10A0923600

高度子宮頸部病変患者におけるヒトパピローマウイルス18 E7に対するCD4⁺T細胞は子宮頸部におけるウイルス不在と関連する

CD4⁺ T cells against human papillomavirus-18 E7 in patients with high-grade cervical lesions associate with the absence of the virus in the cervix

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資料名：
巻： 131 号： 1 ページ： 89-98 発行年： 2010年09月
JST資料番号： H0768A ISSN： 0019-2805 CODEN： IMMUAM 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

子宮頸部腫瘍性病変部でしばしば見られる2つのヒトパピローマウイルス(HPV)遺伝子型は,HPV-16とHPV-18で,それぞれ50-60%および15-18%である。E6およびE7ウイルス癌蛋白質が,形質転換過程に関与している。23人のHPV-18 E6応答性患者において,抗HPV-18 E7 CD4⁺T細胞免疫を調べた。E7特異的CD4⁺T細胞はすべての人にあったが,E7に対する強力なTh1/Th2応答はHPV-18陰性状態と関連し,これらの患者ではウイルスを排除したことを示した。反対にE6に対する強力なTh1/Th2応答は疾患再発性と関連せず,HPV-18陽性および陰性患者を識別しなかった。これらの結果は,抗HPV-18 E6およびE7 CD4⁺T細胞の,抗ウイルスおよび抗腫瘍免疫における異なる役割を示唆した。

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感染免疫

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高度子宮頸部病変患者におけるヒトパピローマウイルス18 E7に対するCD4+T細胞は子宮頸部におけるウイルス不在と関連する

高度子宮頸部病変患者におけるヒトパピローマウイルス18 E7に対するCD4⁺T細胞は子宮頸部におけるウイルス不在と関連する