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J-GLOBAL ID:201002231284677336   整理番号:10A0390686

Acacia nilotica(アカシア科:アラビアゴムモドキ)の幹の粉末の生物吸着に関する研究:地表水からのヒ素の除去

Biosorption studies on powder of stem of Acacia nilotica: Removal of arsenic from surface water
著者 (7件):
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巻: 178  号: 1-3  ページ: 941-948  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,Acacia nilotica(アカシア科:アラビアゴムモドキ)の幹から得られたバイオマスを,様々な水域(湖沼,水路および河川)の地表水試料からAsイオンを除去する目的で研究した。pH,生物吸着剤の量,接触時間および温度などの各種パラメータが生物吸着過程に及ぼす効果を体系的に調べた。実験データを,Langmuir,FreundlichおよびDubinin-Radushkevich(D-R)等温式によってモデル化した。Asの生物吸着は,LangmuirおよびFreundlich等温式に最もよくフィットすることが認められた。D-Rモデルで計算された平均吸着エネルギー(E)から,物理-化学的生物吸着であることが示された。熱力学的パラメータを調べて,生物吸着処理は吸熱の自発的反応で実行可能な自然現象であることを明らかにした。擬二次反応速度式が,擬一次反応速度式よりもよい相関係数でAsの生物吸着の動力学を都合良く記述できた。A. niloticaのバイオマスは,As溶液の濃度が<200μg/Lにおいて,吸着効率が95%でAsの除去に有効であり,取込能はバイオマス1g当たりAsが50.8mgであることがわかった。このA. niloticaバイオマスは,Asイオン除去の廉価な生物吸着剤として利用可能であろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水質汚濁一般  ,  用水の生物学的処理 

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