抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ウドはウコギ科の多年生草本で緑化茎や軟白茎が食用に供される。高知県の地域特性品種として,寒ウド群品種の一つと考えられる不休眠性ウド品種「東津野7号」を選抜した。「東津野7号」を特産品として振興するために特性試験を行なった。「東津野7号」の春の萌芽時期は,休眠が浅い(ほとんどない)ため,標準品種(「都」,「愛知紫」,「多摩」)より早く4月上旬であった。「東津野7号」は11月以降にも萌芽が見られた。伏せ込みによる軟化茎の収穫は,「多摩」に比し早かったが,地際直径が細く1本当たりの重量が軽かった。株当たり収量では本数は多いが重量は少なかった。「東津野7号」は春ウド品種群に比し収量は少ないが,早春の収穫および秋の収穫が期待できた。