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J-GLOBAL ID:201002231376051719   整理番号:10A1067334

酸性pHによるTRPM2チャンネルの状態依存的阻害

State-dependent Inhibition of TRPM2 Channel by Acidic pH
著者 (9件):
資料名:
巻: 285  号: 40  ページ: 30411-30418  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト一過性受容体電位メラスタチン2(hTRPM2)チャンネルを発現したHEK293細胞でパッチクランプを行い,ADPリボース(ADPR)誘導性TRPM2チャンネル電流の細胞外酸性pHによる機能的調節を調査した。誘導性ホールセル/シングルチャンネル電流は,酸性pHへの曝露で急速に阻害された。定常状態での阻害は完全で電圧非依存性であり,pH4.0~6.0でpH非依存性であった。この阻害は不可逆的で,チャンネルは不活性化した。対照的に,閉鎖チャンネルの酸性pHへの曝露は,pH依存的で2次的チャンネル活性化を低下し,ほぼ可逆的に電流を阻害した。ポアの外側前庭残基のAlaへの置換は酸性pH誘導性阻害を減速/低下して不活性化を妨げた。細胞外酸性pHがTRPM2チャンネルを強力かつ状態依存的に阻害し,ポアの外側前庭のLys952とAsp1002および幾つかの他の残基がこの阻害を媒介するために重要であることを見出した。TRPM2チャンネルの生理/病理学的条件下での調節機構およびTRPM2チャンネルの構造機能相関をさらに理解する上で有用な情報を提供した。
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細胞膜の輸送 
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