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J-GLOBAL ID：201002231418670902   整理番号：10A0044197

高効率水素エネルギーシステム開発における極低温混相流体の流動・伝熱現象

著者 (1件)： 大平勝秀 (東北大 流体科研)
資料名： 混相流  (Japanese Journal of Multiphase Flow)
巻： 23  号： 4  ページ： 373-380  発行年： 2009年12月15日 
JST資料番号： L2494A  ISSN： 0914-2843  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スラッシュ水素と超伝導電力機器を組み合わせて水素燃料と電力が同時に輸送・貯蔵できる高効率水素エネルギーシステムを提案した。スラッシュ水素とは液体中に1mm程度の固体粒子が混在する固液2相流体であり固体粒子による高密度流体・融解熱を利用する機能性流体である。磁気冷凍法による水素液化,スラッシュ水素・液体水素の核沸騰熱伝達特性,スラッシュ窒素の流動・伝熱特性について記述した。更に極低温混相流体の流動・伝熱現象の定性的,定量的結果を得ると共に実施すべき技術課題を明確にした。

シソーラス用語： 効率 ,  水素エネルギー ,  エネルギーシステム ,  *極低温 ,  *混相流 ,  *流動解析 ,  熱伝達 ,  SMES ,  電力供給 ,  磁気冷却 ,  液体水素 ,  核沸騰
準シソーラス用語： 高効率 ,  超伝導磁石電力貯蔵

分類 (3件)： 低温工学  (PD05000H) ,  対流・放射熱伝達  (PA02030K) ,  超伝導磁石  (BM04042N)

引用文献 (15件)：

• OHIRA, K. Experimental Study on Magnetic Refrigeration Operating at the Temperature of 20 K. Adv. Cryo. Eng. 2000, 45, 1747-1754
• OHIRA, K. Study of Production Technology for Slush Hydrogen. Adv. Cryo. Eng. 2004, 49, 56-53
• OHIRA, K. Development of Density and Mass Flow Rate Measurement Technologies for Slush Hydrogen. Cryogenics. 2004, 44, 59-68
• OHIRA, K. Study of Nucleate Boiling Heat Transfer to Slush Hydrogen and Slush Nitrogen. Heat Transfer-Asian Res. 2003, 32, 13-28
• OHIRA, K. Pressure Drop Reduction of Slush Nitrogen in Turbulent Pipe Flows. Adv. Cryo. Eng., A. 2008, 53, 67-74

タイトルに関連する用語 (8件)： 高効率 ,  水素エネルギー ,  開発 ,  極低温 ,  混相流 ,  流動 ,  伝熱 ,  現象