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J-GLOBAL ID:201002231454464600   整理番号:10A0156965

ポリ(ピロール)-ポリ(スチレンスルホン酸)のコア-シェルナノ粒子の伝導率

Conductivity of Poly(pyrrole)-Poly(styrene sulfonate) Core-Shell Nanoparticles
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 139-148  発行年: 2010年01月18日 
JST資料番号: W1265A  ISSN: 1439-4235  CODEN: CPCHFT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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有機発光ダイオード中のホール注入物質である再分散インキとして使用されている伝導性ポリピロール(PPy)の対応物として非伝導性コア-シェルナノ粒子ポリスチレン/ポリスチレンスルホン酸(PS/PSSx(x=H+,Li+,Na+,Cs+)の誘電特性をインピーダンス分光法によって研究した。温度および周波数の関数としてこれらのナノ粒子の誘電率を測定した。さらに,これらのナノ粒子におけるPPyの体積分率も調べた。その結果,電極の分極,界面電極およびイオン/電解質伝導度に関する誘電機構を解明することができた。示差走査熱量(DSC)分析によって,2つの温度遷移;PSコアのガラス転移(~370~380K)と界面境界における転移と思われるものを観測した。電極の分極過程は酸性の前駆体に関してのみ観測された。他の過程は不均一相間の界面における電荷の蓄積によって生じる界面分極に関連している。Mイオン/電解質の伝導度は”係数交叉”から求められ,前駆体のアレニウス温度依存性を示している。対応物イオンとしてH+やNa+をもつPPy/PSSコア-シェルナノ粒子のdc伝導度の温度依存性はゆらぎによって誘導されるトンネルモデルによって記述できるが,~400K以上の温度範囲でLi+やCs+をもつPPy/PSSコア-シェルナノ粒子の温度依存性を最適化することはできなかった。これは多分イオン伝導度が強く依存しているためであると考えられる。最後に,誘電スペクトルの詳細な分析によって,これらのPPyコア-シェルナノ粒子のイオン化距離はα=0.33nmであることがわかった。
シソーラス用語:
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分類 (4件):
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高分子固体の物理的性質  ,  原子・分子のクラスタ  ,  誘電体一般  ,  有機化合物の電気伝導 
タイトルに関連する用語 (4件):
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