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J-GLOBAL ID:201002231542543692   整理番号:10A0831473

層間隔の拡大による炭素ナノロールでのメタンの貯蔵や二酸化炭素の捕捉の計算機シミュレーション

Computer simulation for storage of methane and capture of carbon dioxide in carbon nanoscrolls by expansion of interlayer spacing
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巻: 48  号: 13  ページ: 3760-3768  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: H0270B  ISSN: 0008-6223  CODEN: CRBNA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,炭素ナノロール中のメタンや二酸化炭素の貯蔵に関する分子シミュレーション研究を実行する。ガス貯蔵に対する温度や圧力,層間隔,VDWギャップ,最奥の半径の影響について広範に調べた。無処理の炭素ナノロール上のガスの吸着は比較的低いのがわかる。しかしながら,いったん層間隔が広げられると,メタンと二酸化炭素の吸着容量の両方がかなりの改善を示す。特に,p=6.0MPaとT=298.15KとVDWギャップΔ=1.1nmのとき,メタンの過剰取り込量は13mmol/gに達し,無処理炭素ナノロールの取り込の約3.5倍になる。一方,T=298.15Kとp=3.0MPaとΔ=1.5nmのとき,二酸化炭素の取り込が294.9%増加できて,6.0MPaで30.21mmol/gに達する。この研究は,層間隔の拡大を伴う炭素ナノロールが,メタン貯蔵と二酸化炭素捕捉のための適当な材料である可能性を示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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炭素とその化合物  ,  吸着,イオン交換  ,  気体燃料の輸送,供給,貯蔵 
物質索引 (1件):
物質索引
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