文献
J-GLOBAL ID:201002231807199492   整理番号:10A0941198

リボソーム蛋白質L7Aeは古細菌RNアーゼPのサブユニットである

Ribosomal protein L7Ae is a subunit of archaeal RNase P
著者 (5件):
資料名:
巻: 107  号: 33  ページ: 14573-14578  発行年: 2010年08月17日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
精製した組換えサブユニットを用いて,各種好熱性古細菌変異体由来のAとMタイプのRNアーゼPを再構成した。常温菌Mタイプ変異体の研究が真核生物RNアーゼPに適応できる結果となることを期待しMethanococcus maripaludis(Mma)由来のRNアーゼPを対象とした。その結果Mmaでも形質転換と同類の組換えが可能であることが判明した。一本鎖RNAと既知の蛋白質サブユニット(POP5,RPP21,RPP29,RPP30)とのin vitroでの再構成後に,L7AeをこのRNアーゼP複合体に添加すると,部分精製したネイテブMmaRNアーゼPで観察されたtRNA前駆体開裂反応の至適温度とKcat/Kmが増加した。さらに,L7Aeは未同定であったMmaRNアーゼP RNAのKターンが MmaRNアーゼPのKcat/Kmを促進する原因であることを見出した。MmaL7AeがRNアーゼP活性に及ぼす強い促進効果は,Kターンに保存されたヌクレオチドか,またはKターンの結合に必須なL7Aeのアミノ酸の,いずれかの変異により,野生型の4%以下に減少した。tRNAプロセシング(RNアーゼP),RNA修飾(H/ACA,C/DsnoRNPs),翻訳(リボソーム)で作用するリボヌクレオ蛋白質中の古細菌L7Aeの重要で多機能な役割から,協調した調節を容易にするための,多様な翻訳関連機能の共進化が示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  進化論一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る