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J-GLOBAL ID：201002231851891280   整理番号：10A0522975

ジアクアビス(エチレンジアミン)ニッケル(II)ナイトラートの制御熱分解により得られるニッケルナノ結晶の酸化動力学

Oxidation kinetics of nickel nano crystallites obtained by controlled thermolysis of diaquabis(ethylenediamine)nickel(II) nitrate

著者 (5件)： ROBINSON Ponminiessary P. (Cochin Univ. Sci. & Technol., Kochi, IND) ,  ARUN Vasudevan (Cochin Univ. Sci. & Technol., Kochi, IND) ,  MANJU Sebastian (Cochin Univ. Sci. & Technol., Kochi, IND) ,  ANIZ Chennampilly Ummer (Sud Chemie India Ltd, Kochi, IND) ,  YUSUFF Karukapadath K. M. (Cochin Univ. Sci. & Technol., Kochi, IND)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 100  号： 2  ページ： 733-740  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [Ni(en)₂(H₂O)₂](NO₃)(ジアクアビス(エチレンジアミン)ニッケル(II)ナイトラート)の熱分解によりニッケルナノ結晶を調製し,熱分解生成物をX線回折,赤外吸収スペクトル,走査電子顕微鏡観察,元素分析によりキャラクタライズした。得られたナノ結晶は平均サイズ18.1nmの純粋なナノ結晶で,凝集していた。酸素が存在すると,金属ニッケルと酸化ニッケルの混合相が形成した。ニッケル金属は表面が窒素の多い種により被覆されているため,酸化されにくいことがわかった。更にモデルフィッティングおよびモデルフリー法により,生成したニッケルナノ結晶の酸化動力学について調べた。Johnson-Mehl-Avrami式が実験曲線とよく一致した。酸化の活性化エネルギーは1.42eV/原子と求められた。

シソーラス用語： ニッケル錯体 ,  アクア錯体 ,  熱分解 ,  *ナノ結晶 ,  *ニッケル ,  X線回折 ,  赤外吸収スペクトル ,  電子顕微鏡観察 ,  *反応速度 ,  *酸化 ,  活性化エネルギー ,  レート方程式 ,  アルキレンジアミン ,  ジアミン ,  第一アミン

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  その他の無触媒反応  (CB06070U)

物質索引 (1件)： エチレンジアミン

タイトルに関連する用語 (7件)： エチレンジアミン ,  ニッケル ,  ナイトラート ,  熱分解 ,  ナノ結晶 ,  酸化 ,  動力学