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J-GLOBAL ID:201002231854178576   整理番号:10A1160815

炭素同素体の時代

The era of carbon allotropes
著者 (1件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 868-871  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: W1364A  ISSN: 1476-1122  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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長い間,ダイヤモンドと黒鉛だけが元素同素体であると考えられていた炭素について,フラーレン発見25周年に際して,フラーレン(1985年),カーボンナノチューブ(CNT,1991年),及びグラフェン(2004年)の発見の歴史を略述した後,同素体の合成,フラーレンの特性,CNTとグラフェン,及び達成困難な同素体を解説した。まず,合成では,C60の発見と構造決定の5年後のアーク放電法による合成,高次フレーレン,フラーレン塩,ヘテロフラーレンなどの合成法,種々のCNTの合成法,及び二次元グラフェンの調製法をまとめた。次に,非常に安価で比較的高効率のポリマ太陽電池のn型半導体に使用できるフェニル-C60-酪酸メチルエステルなどの例をあげてフラーレン(sp2混成軌道)の特性を説明した。続いて,CNTとグラフェン(共にsp2)について,両者の電子及び材料特性はフラーレン以上に優れていること,このため前者では単一電子トランジスタ,また後者では透明導電性電極などの応用が見込まれることなどを述べた。最後に,達成困難な同素体として,sp-混成炭素原子から成る一次元カルビン,これらの組合せによる二次元sp-sp2-グラフィン,及び三次元sp-sp3-イン-ダイヤモンドの例を示した。
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分類 (2件):
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炭素とその化合物  ,  分子化合物 
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