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J-GLOBAL ID：201002232130591010   整理番号：10A0831671

ポリエチレンの熱分解におけるランダム開裂と分子末端開裂の定量的解析

Quantitative analysis of random scission and chain-end scission in the thermal degradation of polyethylene

著者 (3件)： UENO Tomonaga (The Univ. of Tokyo, Graduate School of Engineering, Dep. of Materials Engineering, Hongo 7-3-1, Bunkyo-ku ...) ,  NAKASHIMA Erika (Chubu Univ., Graduate School of Engineering, Dep. of Mechanical Engineering, Matsumoto-cho 1200, Kasugai, Aichi ...) ,  TAKEDA Kunihiko (Chubu Univ., Graduate School of Engineering, Dep. of Mechanical Engineering, Matsumoto-cho 1200, Kasugai, Aichi ...)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 95  号： 9  ページ： 1862-1869  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリエチレンの熱分解は2つの異なる経路を含む。それらはランダム開裂と分子鎖末端開裂で,分子鎖末端のβ-開裂とラジカル転位開裂を含む。著者等は,熱分解-GC/MSと計算機シミュレーションによるこれらの経路の定量的解析を行った。異なる温度で,ポリエチレンの開裂生成物の2つの異なる分布が観測された。それらは,反応速度と蒸発速度の間の関係により決定された。さらに低分子量に,特徴的な分布が観測された。それは直接開裂と,1から5ステップのラジカル転移開裂により説明できた。蓄積されたスキームにより計算された経路の可能性は,直接開裂と1ステップラジカル転移が温度上昇とともに増加することを示した。これは,温度の上昇とともにβ-開裂の速度が速くなるので,ラジカル転移の前に分子鎖末端にβ-開裂が起こることを示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱分解 ,  熱重量分析 ,  芳香族化 ,  反応機構 ,  *ラジカル反応 ,  *ポリエチレン ,  *開裂反応 ,  反応経路

分類 (1件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリエチレン ,  熱分解 ,  開裂 ,  分子末端 ,  定量的解析