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J-GLOBAL ID:201002232134257165   整理番号:10A0840665

フィリピンの超塩基性岩地帯で採取した土壌や植物に混入するニッケルの定量分析

Quantifying nickel in soils and plants in an ultramafic area in Philippines
著者 (5件):
資料名:
巻: 167  号: 1-4  ページ: 505-514  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ニッケルは人や植物,動物に必須の微量元素で,大気や水系,土壌に広く混入する。フィリピン国内Samar島Salcedo川流域の超塩基性岩地帯で採取した土壌や植物に混入するニッケル濃度を定量分析した。土壌内の合計ニッケル濃度は平均1409mg/kgと可成り高く,植物利用性のニッケル濃度は平均8.66mg/kgと極めて低かった。Salcedo川流域は土壌内の合計ニッケル濃度が農地の許容限界を超過するため農業目的に利用できないと実証した。然し植物利用性のニッケル濃度は低く,土壌成分がニッケルを強固に結合する為と推定した。サトイモやカボチャ,クワなど食糧用植物が生体内蓄積するニッケル濃度と日内吸収許容量を比較し,食糧用農作物は健康被害リスクが無いと実証した。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染  ,  重金属とその化合物一般  ,  植物に対する影響 

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