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J-GLOBAL ID:201002232150611181   整理番号:10A0901712

四国南西部,足摺火成複合岩体中の閃長岩及び花崗岩のU-Pbジルコン年代:前弧アルカリ火成活動の起源に関する考察

U-Pb zircon ages of syenitic and granitic rocks in the Ashizuri igneous complex, southwestern Shikoku: Constraint for the origin of forearc alkaline magmatism
著者 (3件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 275-283  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0495A  ISSN: 0016-7002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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四国南西部,足摺火成複合岩体中の珪長質岩の2個のLA-ICP-MSを用いたU-Pbジルコン年代を初めて報告する。試料は閃長岩(ASH54)及び黒雲母花崗岩(ASH5)である。ASH54及びASH5のコンコーダントなデータの238U-206Pb年代の加重平均は,それぞれ13.12±0.09Ma(2σ)及び12.95±0.06Ma(2σ)であった。足摺複合岩体の珪長質メンバーは,外帯花崗岩の主な活動の後の約13Maにほぼ同時に形成されたことが結論される。閃長岩を横切るアルカリドレライト岩脈の存在は,フィリピン海プレートの四国海盆が南西日本弧の下へ沈み込んだ後にアルカリ玄武岩マグマが貫入したことを示す。足摺複合岩体のアルカリ玄武岩マグマは,沈み込んだフィリピン海プレートの四国海盆より深い深度から発生した可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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年代測定  ,  地質構造・テクトニクス 
引用文献 (24件):

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