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J-GLOBAL ID：201002232240900301   整理番号：10A0254382

逆浸透を用いる膜アシスト結晶化:実験への適用及び省エネルギーの可能性に及ぼす溶解特性の影響

Membrane assisted crystallization using reverse osmosis: Influence of solubility characteristics on experimental application and energy saving potential

著者 (5件)： LAKERVELD Richard (Dep. of Process and Energy, Delft Univ. of Technol., Leeghwaterstraat 44, 2628 CA Delft, NLD) ,  KUHN Jelan (Dep. of Process and Energy, Delft Univ. of Technol., Leeghwaterstraat 44, 2628 CA Delft, NLD) ,  KRAMER Herman J.M. (Dep. of Process and Energy, Delft Univ. of Technol., Leeghwaterstraat 44, 2628 CA Delft, NLD) ,  JANSENS Peter J. (Dep. of Process and Energy, Delft Univ. of Technol., Leeghwaterstraat 44, 2628 CA Delft, NLD) ,  GRIEVINK Johan (Dep. of DelftChemTech, Delft Univ. of Technol., Julianalaan 136, 2628 BL Delft, NLD)
資料名： Chemical Engineering Science  (Chemical Engineering Science)
巻： 65  号： 9  ページ： 2689-2699  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： B0254A  ISSN： 0009-2509  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膜を使った結晶化は,過飽和発生の制御を改善し従来の溶媒蒸発のエネルギー消費量を低減するための有望なコンセプトである。本研究では,逆浸透を用いる膜アシスト結晶化(MaC-RO)の実用的及び理論的な実現可能性の両方を溶解特性の影響に注目して調べた。膜表面上のスケーリング及び濃度分極という,コンセプトに対する2つの主なリスク源を低減するように工夫された実験装置を示した。水から両方が結晶化された硫酸アンモニウムとアジピン酸という異なる溶解挙動を持つ2つのモデル系に対してその性能を調べた。後者の系はずっと優れた操作性能を示した。加えて,連続操作MaC-ROプロセスのモデルを開発して最適化し,溶解特性の関数としてのエネルギー消費量を従来の蒸発結晶化のそれと体系的に比較した。MaC-ROは多くの用途に可能性を持ち,適度の溶解度,高分子量,及び温度に対する溶解度の強い依存性を持つ成分に対して経済的かつ実用的に最も適していることを実験及び理論研究は示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *逆浸透 ,  半透膜 ,  *結晶化 ,  *省エネルギー ,  *可能性 ,  *溶解 ,  付着 ,  濃度勾配 ,  分極 ,  硫酸アンモニウム ,  連続操作 ,  最適化 ,  エネルギー消費 ,  溶解度 ,  分子量 ,  蒸発 ,  過飽和 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： スケーリング【付着】 ,  濃度分極

分類 (2件)： 晶析  (XD02070T) ,  膜分離  (XD02120Z)

物質索引 (1件)： アジピン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 浸透 ,  アシスト ,  結晶化 ,  実験 ,  省エネルギー ,  可能性 ,  溶解