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J-GLOBAL ID:201002232247434098   整理番号:10A0927448

雌の腹腔内脂肪組織において,筋原性の転写プログラムをジヒドロテストステロン単回投与は誘導する

A single dose of dihydrotestosterone induced a myogenic transcriptional program in female intra-abdominal adipose tissue
著者 (6件):
資料名:
巻: 122  号: 1-3  ページ: 53-64  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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性ステロイドは,脂肪の分布と蓄積において性別特異的相違を決定し,脂肪組織(AT)重量の重要な制御因子である。雌の腹腔内ATにおいてアンドロゲン作用の関連性と異常さを探査する目的で,雌マウスの4つのグループ:すなわち,無傷,卵巣摘出(OVX),OVXプラス屠殺前,3h又は24h前,ジヒドロテストステロン(DHT)接種(DHT3h,DHT24h)におけるATトランスクリプトームを解析するために遺伝子発現の一連の解析(SAGE)法を使用した。後腹膜脂肪において平均19555の転写種を調べた。125の新規な遺伝子を含む,全部で321転写物がDHTとOVXによって特異的に調節されていることを見出した。エネルギー代謝/ATP生成に関与するいくつかの遺伝子がDHTによってアップレギュレートされた。一方,脂質代謝の重要な制御因子は減少させられた。Ca2+取り込み/放出,細胞シグナリング,細胞防衛,および蛋白質発現はDHTによって特異的に調節された。ミオシン軽鎖と重鎖ポリペプチド,トロポニン,並びにいくつかのアクチン結合蛋白質を含む,予期しない数の筋原性の遺伝子がアップレギュレートされた。これらの結果は,DHT24hが脂肪細胞中で,筋原性様転写プログラムを誘導したことを示唆した。本研究は,腹腔内脂肪においてアンドロゲンによって急性に誘導された独特な雌転写パターンを明らかにし,閉経期内分泌学とその腹腔内肥満症との関連性の総体的解明への新しい洞察を加えるであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  性ホルモン 
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