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J-GLOBAL ID：201002232565983106   整理番号：10A0496676

二酸化チタンとポリオキソメタレートの自己集合により作製したナノ複合体膜の増大した光電気化学性能

Enhanced Photoelectrochemical Performance of Nanocomposite Film Fabricated by Self-Assembly of Titanium Dioxide and Polyoxometalates

著者 (6件)： SUN Zhixia (Northeast Normal Univ., Changchun, CHN) ,  XU Lin (Northeast Normal Univ., Changchun, CHN) ,  GUO Weihua (Northeast Normal Univ., Changchun, CHN) ,  XU Bingbing (Northeast Normal Univ., Changchun, CHN) ,  LIU Shuping (Northeast Normal Univ., Changchun, CHN) ,  LI Fengyan (Northeast Normal Univ., Changchun, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 11  ページ： 5211-5216  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 正の電荷をもつTiO₂コロイドと陰イオンタングストリン酸塩(H₃PW₁₂O₄₀,PW₁₂と略す)のナノ複合体膜をLbL自己集合法により作製し,この多重層ナノ複合体膜の光電気化学性能を調べた。比較のためLbL膜の負の電荷をもつ成分を不活性なポリアニオンのポリ(スチレンスルホナート)(PSS)あるいはモリブドリン酸塩(H₆P₂Mo₁₈O₆₂,P₂Mo₁₈と略す)により置き換えた。P₂Mo₁₈はPW₁₂より強い酸化能力をもつ。光電気化学性能に及ぼす膜厚(層の析出数)と膜構造の影響を調べた。PW₁₂/TiO₂複合体膜の光電流応答は膜厚に大きく依存する。PW₁₂/TiO₂複合体膜の光電流とパワー変換効率はP₂Mo₁₈/TiO₂膜やPSS/TiO₂膜と比較して著しく増大している。PW₁₂/TiO₂複合体膜はメタノールに対する光電気化学酸化活性が最も高い。

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *塩 ,  *自己集合 ,  ナノ複合材料 ,  *自己組織化 ,  光電気化学 ,  薄膜成長 ,  光電流 ,  効率 ,  ポリスチレンスルホン酸 ,  タングステン化合物 ,  ヘテロポリ酸 ,  リン化合物 ,  モリブデン酸 ,  コロイド ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： LBL集合 ,  タングストリン酸 ,  ナノ複合体 ,  *ポリオキソメタレート ,  光電変換効率 ,  *二酸化チタン

分類 (1件)： 光伝導,光起電力  (BM03050J)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 二酸化チタン ,  ポリオキソメタレート ,  自己集合 ,  作製 ,  複合体膜 ,  光電気化学