文献
J-GLOBAL ID:201002232703831746   整理番号:10A0287714

糖尿病を引き起こせる小胞体ストレスの自発的発生はカルシウム非依存性のホスホリパーゼA2の高発現と関連する SREBP1による調節での役割

Spontaneous Development of Endoplasmic Reticulum Stress That Can Lead to Diabetes Mellitus Is Associated with Higher Calcium-independent Phospholipase A2 Expression A ROLE FOR REGULATION BY SREBP-1
著者 (8件):
資料名:
巻: 285  号:ページ: 6693-6705  発行年: 2010年02月26日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
膵臓β細胞のアポトーシスと関連して,小胞体ストレスがCa2+非依存性ホスホリパーゼA2(iPLA2β)を活性化するので,その機構を自発的小胞体ストレスマウスのアキタマウスの細胞を用いて解析した。この細胞では,カスパーゼ3,iPLA2β,成熟SREBP1(mSREBP1),リン酸化Akt,中性スフィンゴミエリナーゼ(NSMアーゼ)の基礎状態が高く,スフィンゴミエリンが少なく,ミトコンドリア膜電位(Δψ)が損なわれていた。タプシガルギンで小胞体ストレスを与えればΔψ障害とアポトーシスが加速され,それに関連してiPLA2β,mSREBP1,NSMアーゼのいずれも増加した。iPLA2βをノックダウンするとNSMアーゼの発現が低下しΔψを正常化しアポトーシスを抑制した。iPLA2遺伝子はステロール応答要素を有し,ドミナントネガティブのSREBP1を導入発現すればmSREBP1とiPLA2の基礎量およびタプシガルギン処理での増加を抑制できた。したがって,小胞体ストレスで形成促進されるmSREBP1がiPLA2βの転写誘導をしてアポトーシスを促進することがわかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  細胞生理一般  ,  すい臓ホルモン 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る