抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR東日本の首都圏の直流変電所には,機器接地,遠隔接地,基準接地と3種類の接地装置を設置している。それらの接地装置が誤って相互に接続されていると絶縁協調が損なわれ,事故の拡大につながるおそれがある。また,変電所の帰線ケーブルが劣化してくると接地装置に不具合を及ぼす。そこで接地装置や帰線ケーブルの健全性を確認できる簡易試験器が求められていた。本稿では,接地装置健全性確認試験器の開発に至るまでの検討,および開発した製品での試験結果について紹介した。フィールド試験では,2箇所の変電所で測定を行い,その有効性を確認した。