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J-GLOBAL ID:201002232789842362   整理番号:10A0761016

LiOH/尿素/H2Oに溶解した木材パルプセルロースの均一メチル化

Homogeneous methylation of wood pulp cellulose dissolved in LiOH/urea/H2O
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 1726-1735  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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8%(w/w)LiOH*H2O及び12%(w/w)尿素の水溶液に溶解したエゾマツの亜硫酸塩セルロース(数平均重合度620)を硫酸ジメチル(DMS)でメチル化した。反応温度を22~50°Cの間で,モル比をアンヒドログルコース単位mol当り9~15molのDMSで,また反応時間を4から24時間まで変えることによって,1.07~1.59の範囲の置換度(DS)値を持つメチルセルロース(MC)を調製した。FTIR及び1H-NMRスペクトロスコピーによって,MCの化学構造を解析した。MCの水溶液の混濁度(比濁分析混濁単位で与えられる,NTU)は,12mol-DMS/mol-AGUを用いて50°Cで得られる生成物について10NTUの最適値に達した。GPC測定は,ある範囲までの高分子の分解を明らかにした。MC試料の固有粘度及びHuggins定数kは,DS値の増大と共に増大した。MC試料は0.8より高いk値を有し,高分子鎖の会合を示す。ゼロ剪断粘度は,解重合に起因して,温度及びメチル化剤量の両方の増大と共に低下した。MCの水溶液の加熱/冷却サイクル(20~90°C)中に,22°Cで合成され1.3より低いDS値を持つ試料は,水溶液中で相分離を起こさないことを観察した。高温で合成し,1.07~1.66のDS値を持つMC水溶液について,80°Cまでの沈殿温度に伴なう相分離ヒステリシスが得られた。相当する部分メチル化グルシトールアセタートのGLCによって測定した官能化パターンはランダム性に近く,そして市販のMC試料のそれと匹敵する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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多糖類  ,  高分子と低分子との反応  ,  その他の高分子材料 
タイトルに関連する用語 (5件):
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