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J-GLOBAL ID：201002232824990388   整理番号：10A0493945

面不斉多供与体ホスファニルフェロセンカルボキサミド類の調製およびパラジウム触媒を用いた不斉アリル性アルキル化用配位子としてのそれらの応用

Preparation of planar-chiral multidonor phosphanylferrocene carboxamides and their application as ligands for palladium-catalysed asymmetric allylic alkylation

著者 (6件)： LAMAC Martin (Charles Univ. Prague, Prague, CZE) ,  TAUCHMAN Jiri (Charles Univ. Prague, Prague, CZE) ,  DIETRICH Sascha (Chemnitz Univ. Technol., Chemnitz, DEU) ,  CISAROVA Ivana (Charles Univ. Prague, Prague, CZE) ,  LANG Heinrich (Chemnitz Univ. Technol., Chemnitz, DEU) ,  STEPNICKA Petr (Charles Univ. Prague, Prague, CZE)
資料名： Applied Organometallic Chemistry  (Applied Organometallic Chemistry)
巻： 24  号： 4  ページ： 326-331  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： T0416A  ISSN： 0268-2605  CODEN： AOCHEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 周辺に1~3個の面不斉(S_p)-2-(ジフェニルホスファニル)フェロセン-1-イルペンダント基を持つオリゴアミドは面不斉(S_p)-2-(ジフェニルホスファニル)フェロセン-1-カルボン酸と適切な端末アミンのアミドカップリングにより直ちに得られた。金属源であるビス[クロリド(η³-アリル)パラジウム(II)]を組み合わせると,これら供与体は1,3-ジフェニルアセタートの不斉アリルアルキル化反応を効率的に触媒した。エナンチオ選択性は配位子構造により若干変動した(最高エナンチオマ過剰率は93%ee)が,反応速度は相当に変動した(供与体分子が大きくなるにつれ速度は遅くなった)。しかし,触媒塩基付加物である適正なアルカリ金属アセタートの添加により反応は改善された。

シソーラス用語： 化学合成 ,  *フェロセン誘導体 ,  カルボアミド ,  ホスフィン誘導体 ,  光学異性 ,  ドナー ,  *パラジウム触媒 ,  不斉反応 ,  アルキル化 ,  配位子効果 ,  デンドリマ ,  アリル錯体 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  分子構造
準シソーラス用語： 酢酸エステル

分類 (2件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

物質索引 (5件)： マロン酸ジメチル ,  3,3′,3′′-ニトリロトリス[N-(2-アミノエチル)プロパンアミド] ,  N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロパンアミド ,  酢酸1,3-ジフェニルアリル ,  (1,3-ジフェニルアリル)マロン酸ジメチル

タイトルに関連する用語 (8件)： 面不斉 ,  供与体 ,  調製 ,  パラジウム触媒 ,  アリル ,  アルキル化 ,  配位子 ,  応用