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J-GLOBAL ID：201002232840494900   整理番号：10A0211832

塩性廃水を処理する固定層反応器での硝化

Nitrification in fixed-bed reactors treating saline wastewater

著者 (4件)： SUDARNO Utomo (Univ. Diponegoro (UNDIP), Semarang, IDN) ,  BATHE Stephan (Univ. Karlsruhe, Karlsruhe, DEU) ,  WINTER Josef (Univ. Karlsruhe, Karlsruhe, DEU) ,  GALLERT Claudia (Univ. Karlsruhe, Karlsruhe, DEU)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 85  号： 6  ページ： 2017-2030  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北海の海水及び海洋性堆積物から採取した試料を各種条件で集積培養し,そのアンモニア酸化速度(AOR)を調べた。海水を用いた回分集積培養で15.1mg-N/l/日のAORが得られたが,亜硝酸塩蓄積が観察された。ポリエチレン/粘土焼結ラメラ(FBR-A)又は多孔性セラミックリング(FBR-B)を充填した連続硝化のための2固定層反応器を用い,異なる濃度のアンモニアで集積培養し,亜硝酸塩蓄積なしにより効率的なAORを達成した。FBR-Aはそれぞれ6及び7mg-N/l/時間のAOR及び亜硝酸酸化速度に,FBR-Bはそれぞれ5及び5.9mg-N/l/時間のAOR及び亜硝酸酸化速度に達した。優勢なミクロフローラはNitrosomonas及びNitrospiraに属す好塩性硝酸化成菌であり,PCR-DGGEは集積培養でのNitrosomonasの亜種レベルでの変化とNitrospiraの無変化を示した。

シソーラス用語： 塩水 ,  固定層反応器 ,  硝化 ,  北海 ,  *硝酸化成菌 ,  アンモニア ,  培養 ,  好塩菌 ,  *Nitrosomonas ,  *細菌 ,  海水 ,  回分培養 ,  連続培養 ,  亜硝酸塩 ,  ポリエチレン ,  粘土 ,  焼結 ,  ラメラ ,  セラミック ,  ミクロフローラ ,  PCR法 ,  ゲル電気泳動 ,  *酸化 ,  *微生物学的酸化
準シソーラス用語： *Nitrospira ,  PCR-DGGE ,  *アンモニア酸化 ,  *アンモニア酸化菌 ,  *亜硝酸酸化 ,  好塩性細菌 ,  集積培養

分類 (2件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 廃水 ,  固定層反応器 ,  硝化