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J-GLOBAL ID：201002232865266643   整理番号：10A0392649

リチウム電池への応用に向けた電解質水溶液の電気化学的安定性に関する研究

Investigations of the Electrochemical Stability of Aqueous Electrolytes for Lithium Battery Applications

著者 (4件)： WESSELLS Colin (Stanford Univ., California, USA) ,  RUFF Riccardo (Universita degli Studi di Milano-Bicocca, Milano, ITA) ,  HUGGINS Robert A. (Stanford Univ., California, USA) ,  CUI Yi (Stanford Univ., California, USA)
資料名： Electrochemical and Solid-State Letters  (Electrochemical and Solid-State Letters)
巻： 13  号： 5  ページ： A59-A61  発行年： 2010年 
JST資料番号： W1290A  ISSN： 1099-0062  CODEN： ESLEF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,電解質水溶液の理論的安定性の限界を調べ,それがどのようにして存在する塩の固有の性質および濃度によって影響を受けるかについて調べるために行った。いくつかの電解質水溶液の電解安定性の窓について,白金電極を使用して定電流ステップ法によって調べた。調べた全ての塩溶液は純粋な水に対して期待されるよりも有意に広い電解領域を示した。今日まで最も一般的に使用されているリチウム電池電解質水溶液である,濃厚なLiNO₃およびLi₂SO₄は,50μA/cm²の電流密度において約2.3Vの類似した安定性領域を示した。他の硝酸塩およびリチウム塩溶液は類似した挙動を示した。一般的にpHの増大に従ってLiNO₃の安定性の窓の位置は標準水素電極電位に対して低下し,安定性の窓の広さは中性のpHにおいて最大であった。それらの結果から,水の理論的分解電圧のかなり上の電圧で作動するリチウム電池の実現可能性が示された。

シソーラス用語： *硝酸リチウム ,  *硫酸リチウム ,  *電解質溶液 ,  水溶液 ,  *リチウム電池 ,  安定性 ,  *電気化学的挙動 ,  濃度依存性 ,  電解 ,  白金電極 ,  定電流電源 ,  電解法 ,  電流密度 ,  pH依存性 ,  水素電極 ,  基準電極 ,  分解電圧 ,  水 ,  電流電圧特性 ,  電極電位
準シソーラス用語： ガルバノスタット法 ,  中性 ,  定電流ステップ法 ,  電気化学の窓

分類 (4件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電解質水溶液  (CB05020K) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  一次電池  (YB04020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： リチウム電池 ,  応用 ,  電解質水溶液 ,  化学的安定性 ,  研究