抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フランスにおける有機農業の実態と有機農業研究開発,とくに育種について検討する。低投入に適した有機農業品種の育成のために,地域の農民による参加型選抜が展開されている状況を紹介するとともに,有機農業育種が抱えることになる今後の課題について提示する。有機農業育種への民間企業の取り組みはあまりみられず,今後の課題として残される。また,参加農民の態度についても,地方の紋章として在来種の品種を振興する立場と,集団遺伝学的な観点から在来種にこだわらない育種への態度もみられ,どのようにダイナミックに展開させるかも課題である。