文献

J-GLOBAL ID：201002232867328450   整理番号：10A0582736

原始の亜寒帯集水域の土壌及び泥炭断面におけるダイオキシン類,PCBs及びHCB

Dioxins, PCBs, and HCB in soil and peat profiles from a pristine boreal catchment

著者 (3件)： BERGKNUT Magnus (Umea Univ., Dep. of Chemistry, SE-901 87 Umea, SWE) ,  LAUDON Hjalmar (Swedish Univ. of Agricultural Sciences (SLU), Dep. of Forest Ecology and Management, SE-901 83 Umea, SWE) ,  WIBERG Karin (Umea Univ., Dep. of Chemistry, SE-901 87 Umea, SWE)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 158  号： 7  ページ： 2518-2525  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,2つの典型的な亜寒帯集水域の地形環境である湿原と森林領域において大気に由来する土壌汚染がいかに環境プロセスによって影響を受けるかを検討することである。スウェーデン北部の遠隔の亜寒帯集水域において,様々な深度の森林土壌及び貧栄養泥沼の泥炭中の疎水性有機化合物(HOCs)を測定した。泥炭中のHOCsは泥沼全体に均一に分布していたが森林土壌のHOCs濃度は有機物質量の増加に伴い増加した。主成分分析(PCA)によってHOC組成を評価し表層土壌,深部の土壌及び泥炭試料の間で明確な差があることを示した。これは鉛直方向の移動,分解及び(もしくは)年代による汚染源の変化が原因であった。正味の鉛直方向の移動の計算値は表層土壌(0.3%)と深層土壌(8.0%)で異なっていたが,これは深層における鉛直方向の移動の条件とプロセスが表層とは異なることを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 流域 ,  *土壌汚染 ,  泥炭層 ,  泥炭土 ,  *ダイオキシン類 ,  *ポリ塩化ビフェニル ,  *農業殺菌剤 ,  スウェーデン王国 ,  森林土 ,  貧栄養湖 ,  有機物 ,  主成分分析 ,  垂直方向 ,  汚染源 ,  芳香族塩素化合物
準シソーラス用語： 亜寒帯 ,  集水域 ,  泥炭土壌 ,  スウェーデン ,  泥沼 ,  鉛直方向

分類 (3件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  農薬  (SB05030L)

物質索引 (1件)： HCB

タイトルに関連する用語 (7件)： 亜寒帯 ,  集水域 ,  土壌 ,  泥炭 ,  ダイオキシン類 ,  PCBs ,  HCB