抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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EX工法は日本下水道協会の下水道用資機材II類認定を取得し,管路用資材として実績がある硬質塩化ビニール樹脂製長尺パイプで,既設管内に新しい硬質塩化ビニールを形成する技術である。対象とする口径は,呼び径100~600mmである。施工現場では,EX工法用パイプを加熱・軟化させてマンホールから既設管内に引き込みパイプ内に蒸気や空気を供給して段階的に加熱・加圧することによりパイプを拡張させて既設管内面に密着させて新たな硬質塩ビ製更生管を形成する。本工法の耐震性を検証するため実験を行った。EX工法で更生した管を既設管継手部において,「抜き出し」と「屈曲」に関して各種の条件を付与して実験を行った。その結果,EX工法で更生した管は,レベル2地震動が生じた場合でも既設管による影響(既設管継ぎ手部に抜き出しや屈曲が生じて更生管もその影響を受ける)が生じても流下能力を確保できることが確認された。