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J-GLOBAL ID：201002232985863270   整理番号：10A0913633

直接メタノール燃料電池における触媒担体としての二重壁カーボンナノチューブ

Double-Walled Carbon Nanotubes as Catalyst Support in Direct Methanol Fuel Cells

著者 (6件)： TANG Shuihua (Norwegian Univ. Sci. and Technol., Trondheim, NOR) ,  SUN Gongquan (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  SUN Shiguo (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  QI Jing (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  XIN Qin (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  HAARBERG Geir Martin (Norwegian Univ. Sci. and Technol., Trondheim, NOR)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 157  号： 9  ページ： B1321-B1325  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二重壁カーボンナノチューブ(DWCNT)をCVD法で合成し,DWCNT担持白金触媒をポリオール法で調製した。この白金担持DWCNTを直接法メタノール燃料電池の酸素還元反応(ORR)のカソード触媒として用いた。Pt/DWCNT触媒をXRD,TEM,XPS,サイクリックボルタンメトリー及び単電池試験で特性化した。TEMイメージによれば,平均サイズ2~3nmのPt粒子がDWCNT表面に均一に分布している。XPSによるとPtとDWCNTとの結合エネルギーはPtとVulcan XC72Rとの間の結合エネルギーよりも大きく,ORRにおけるPt/DWCNTの触媒活性と安定性はPt/XC72R触媒よりも優れている。この理由はDWCNTの独特の性質によるもので,電子移動,水除去及び触媒活性サイトへの酸素の接近が容易なことによる。

シソーラス用語： *多層カーボンナノチューブ ,  *二重壁 ,  *白金触媒 ,  *触媒担体 ,  *直接メタノール燃料電池 ,  X線回折 ,  透過型電子顕微鏡 ,  X線光電子分光法 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  結合エネルギー ,  *触媒活性 ,  電子移動 ,  水 ,  除去 ,  酸素 ,  還元 ,  電極材料 ,  化学蒸着
準シソーラス用語： *多重壁カーボンナノチューブ ,  *メタノール燃料電池 ,  XRD ,  TEM【顕微鏡】 ,  XPS法 ,  正極材料 ,  CVD【化学蒸着】

分類 (4件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 直接メタノール燃料電池 ,  触媒担体 ,  二重壁 ,  カーボンナノチューブ