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J-GLOBAL ID：201002232992256290   整理番号：10A0319211

磁気電解研磨後のAISI 316Lステンレス鋼のRinger液中の耐孔食性

Pitting Corrosion Resistance of AISI 316L Stainless Steel in Ringer’s Solution After Magnetoelectrochemical Polishing

著者 (2件)： ROKOSZ K. (Politechnika Koszalinska, Koszalin, POL) ,  HRYNIEWICZ T. (Politechnika Koszalinska, Koszalin, POL)
資料名： Corrosion (Houston, Tex.)  (Corrosion (Houston, Tex.))
巻： 66  号： 3  ページ： 035004.1-035004.11  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： B0320A  ISSN： 0010-9312  CODEN： CORRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硫酸-オルトリン酸電解研磨液を用い,磁場中でAISI 316Lを電解研磨し,Ringer液中の耐孔食性に及ぼす磁場の効果を調べた。耐孔食性はRinger液における陽分極曲線から得られる孔食電位U_pitにより評価した。電解研磨条件は20°Cから100°C,電流密度を1000A/dm²まで変化させた。電解研磨中に磁場をかけることによりステンレス鋼表面から鉄及び鉄化合物が除去されるためステンレス鋼の耐孔食性が著しく向上した。ステンレス鋼の孔食電位は最大800 mV(SCE)に達した。孔食電位の数式モデルは指数回帰式U_pit=f(i,B)で示される。iは電流密度,Bは磁界誘導力である。電解研磨液を撹拌することにより耐孔食性はさらに向上した。

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *電解研磨 ,  *磁場効果 ,  *耐孔食性 ,  *腐食電位 ,  孔食 ,  陽分極 ,  温度依存性 ,  電流密度
準シソーラス用語： *AISI316L ,  Ringer液 ,  磁場依存性

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 磁気 ,  電解研磨 ,  316Lステンレス鋼 ,  Ringer液 ,  耐孔食性