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J-GLOBAL ID：201002233270044716   整理番号：10A1528064

アジアを中心とした世界戦略車-日系自動車メーカーを中心として-

著者 (1件)： 伊藤賢次 (名城大)
資料名： 生産管理  (Journal of Japan Society for Production Management)
巻： 17  号： 2  ページ： 72-77  発行年： 2010年10月30日 
JST資料番号： L6504A  ISSN： 1341-528X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 世界戦略車の構想として,世界各地で生産され,消費地に近い国々で生産されている車で,生産及び消費地として新興国を主に考え,市場としては先進国市場も含めた近隣市場も視野に置く,開発・調達・生産・販売のグローバル最適をめざすと説明している。世界戦略車への取組みととして,世界戦略車の一覧を示し,新型マーチの例として,インドやタイや中国で立ち上げ,日本で全く生産されていないと説明し,各国別に使用と価格が基本的に区別されているのが世界戦略車として自然の状況であると説明している。課題としては,コア部品の組み合わせと車の設定とモデル数,本社の役割と現地の役割,マザー工場と生産拠点の選定を挙げて説明している。

シソーラス用語： *自動車工業 ,  国際化 ,  *経営戦略 ,  *市場戦略 ,  アジア ,  *改変 ,  自動車
準シソーラス用語： *低価格化 ,  世界戦略車

分類 (1件)： 自動車・自動車工業一般  (QG01000P)

引用文献 (5件)：

• 伊藤賢次「IMVについて」, 名城大学地域産業集積研究所『トヨタ及びトヨタ・グループ企業の在ASEAN事業体に関する調査報告書』第4章, 名城大学地域産業集積所 (非売品), 2006, pp. 64-87.
• 伊藤賢次「トヨタのIMV (多目的世界戦略車) の現状と意義」『名城論叢』第7巻第4号, 2007.
• 伊藤賢次「東アジアにおける産業集積の格差-タイとインドネシアの自動車産業を中心として-」『生産管理』第13巻第2号, 2007, pp. 117-122.
• 伊藤賢次「グローバル経営の新戦略-トヨタのIMV (多目的世界戦略車) の事例-」,『新版 国際経営』第19章, 創成社, 2009, pp. 225-242.
• 伊藤賢次「インド経済とインドの自動車産業」名城大学経営・経済学部,「平成22年度名城経営・経済セミナー」第1回発表, 2010.

タイトルに関連する用語 (5件)： アジア ,  世界 ,  戦略 ,  自動車 ,  メーカー