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J-GLOBAL ID:201002233288627255   整理番号:10A0290717

高濃度塩素化脂肪族炭化水素溶液の還元用のナノ規模ニッケル/鉄粒子の最適化

Optimization of nano-scale nickel/iron particles for the reduction of high concentration chlorinated aliphatic hydrocarbon solutions
著者 (7件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 448-454  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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環境修復の手段としてナノ規模粒子の利用は依然として汚染水の処理の比較的新規な手法となっている。この最新研究は,350mgL-1のTCE(英国Derbyshireの汚染地で測定した濃度)を含む溶液の脱塩素用に特定したミクロ規模Fe,ナノ規模Feとナノ規模Ni/Fe(ニッケル/鉄)粒子の反応性を比較した。結果は,単一金属形態(ミクロとナノ規模の両方)での脱塩素用に1gL-1の反応性物質を用いると,溶液中のTCEの完全脱塩素を576時間以内に達成した28.9%Ni(モル比)を含むバイメタルのNi/Feナノ規模粒子と比べると,還元能力が非常にわずかであることを示した。また,実験を行ってTCE還元のためのNi/Fe粒子の最適バイメタル組成を決定した。これは,3.2%Niが最大脱ハロゲン性能と溶液へのNiの最小流出のための最適Ni/Feモル比であることを明らかにした。最も効率的バイメタル組成の粒子を用いて実験を行い,最適TCE還元に必要な濃度を決定した。試験したナノ規模粒子濃度の範囲(0.1~9gL-1)以上で,TCEの還元速度はTCE:ナノ規模粒子比が大きくなると共に増加した。しかし,1~3gL-1の濃度範囲を現場修復のために最も適切であると選択したが,これより高濃度溶液は還元速度の増加がわずかなためであった。最後に,3.2%Ni/Feバイメタルナノ規模粒子の長期性能と反応性を試験するために,350mgL-1TCEを3gL-1ナノ規模粒子バッチ反応器に毎週添加した。結果は,バイメタルナノ粒子が1750mgL-1TCEを還元する能力を有し,少なくとも13週間活性を保持することを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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下水,廃水の化学的処理  ,  触媒操作  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (1件):
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