抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ロボットアームのような稼働部の運動を制御する機構として,ステッピングモータやアクチュエータによる運動制御が用いられる。これらを高精度に制御するためには,位置を正確に検知しフィードバック制御するためのセンサ系が重要である。そこで,直流モーターにより直線運動する平行平板バリアブルコンデンサ(バリコン)形アクチュエータを試作し,容量値により長さを検出するセンサ回路を研究したので紹介する。バリコンの平板の位置は,コンデンサの容量値で表現される。その容量値を電圧値に変換するために,スイッチトキャパシタによる簡単な検出回路を提案した。マイコンを用いた2台のアクチュエータを同時に制御する実験において,平板の挿入距離に対する非線形性誤差を±0.5%以下の精度で制御できることが分かった。