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J-GLOBAL ID:201002233317802100   整理番号:10A1100073

Curculigo latifolia(Liliaceae)の雌ずいの大きさと自家不和合性が果実生産におよぼす影響

Effects of the Pistil Size and Self-incompatibility on Fruit Production in Curculigo latifolia (Liliaceae)
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 354-359 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 1882-3351  CODEN: EGKZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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味覚修飾物質ネオクリンの供給源として,日本で Curculigo latifolia の果実を得る有効な条件を探索する目的で,C. latifolia の花の形態と和合性を調査した.C. latifolia は雄性両性花の性質を持つ植物である.すなわち,花序の下位に位置する花は長花柱を持つ両性花であり,上位に位置する花は短花柱を持つ雄性花である.花序中の花の形態を観察したところ,一つの花序のすべての花のうち 22%が両性花であった.また両性花は雄性花より早期に開花することが判明した.人工受粉実験の結果では,C. latifolia の結実率は花が咲き始めてから 5 日までが最も高かった.その後,結実率は徐々に小さくなった.果実の数は花が咲き始めてから 13 日までに最大になった.一方,他家受粉の結実率は 45%,自家受粉の結実率は 4%だった.このことは C. latifolia が自家不和合性であることを示唆している.C. latifolia の結実率を高めるためには,花が咲き始めてから 15 日目までに和合性のある花粉を授粉する必要があると考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
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果樹  ,  生殖 
引用文献 (21件):
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