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J-GLOBAL ID:201002233335629059   整理番号:10A0813823

直接効果によって発生したDNA二本鎖切断画分はラジカル対が何を説明しているか?

What Fraction of DNA Double-Strand Breaks Produced by the Direct Effect is Accounted for by Radical Pairs?
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  号: 28  ページ: 9283-9288  発行年: 2010年07月22日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNAの照射誘起二本鎖切断(dsb)機構は関心事である。DNA中ラジカル対の収率がdsb収率を説明するのに十分であるかの疑問に対する標準として結晶チミンのラジカル対生成を用い,DNAに関するイオン化照射の直接効果によって発生したdsb画分がラジカル対によって何を説明しているか決定した。分離距離<3nm内に捕獲された二個のラジカルとしてラジカル対を定義した。4KでX線照射した子ウシ胸腺DNA薄膜中ラジカル対を測定するためQバンドEPRを使用した。DNAのEPRスペクトルはラジカル対の証拠を示さなかった。QバンドEPRを経由したラジカル対検出に対する相対感度を決定するため,チミン単結晶中ラジカル対の収率G(rp-Thy)を測定した。DNAについて同じ条件のもとでG(rp-Thy)は~8nmol/Jであった。G(rp-Thy)値は測定SNに関連して,DNA中ラジカル対収率に対する上限G<sub>max</sub>(rp-Thy)<0.7~1.4nmol/Jを計算するため使用した。上限G<sub>max</sub>(rp-Thy)をpUC18 DNA薄膜で先に測定したdsb収率G<sub>total</sub>(dsb)=10mmol/J(S.Purkayastha,Radiat.Res.2007,168,357)と比較した。G<sub>total</sub>(dsb)>2×G<sub>max</sub>(rp-DNA)を見いだし,dsbの顕著な画分が捕獲ラジカル対から誘導されないことを暗示した。少なくとも,dsbを形成するため必要な前駆体二種類の一方が反磁性(分子)産物であった。仮説はEPR不活性切断が分子経路を通して形成されることである。例えば,デオキシリボースの二電子酸化が最終的に鎖切断を導くデオキシリボースカルボカチオン中間体を生じる。
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分類 (2件):
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核酸一般  ,  有機化合物のEPR 
タイトルに関連する用語 (4件):
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