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J-GLOBAL ID:201002233460349866   整理番号:10A0189352

n-3 PUFA及び脂肪毒性

n-3 PUFA and lipotoxicity
著者 (3件):
資料名:
巻: 1801  号:ページ: 362-366  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非脂肪組織での脂質の過剰蓄積は,「脂肪毒性」と呼ばれる過程の高レベルの血漿脂肪酸またはトリグリセリド(TG)の環境において発生する。ヒト研究及び動物モデルの証拠から,心臓,骨格筋,膵臓及び肝臓での脂質蓄積は心臓疾患,肥満,メタボリックシンドローム及び2型糖尿病(T2DM)の病因において重要な役割を果たす。過去数年間の幾つかの研究により,n-3多価不飽和脂肪酸(PUFA)は,特に高脂血症に罹患した高リスク患者において潜在的に心臓保護作用を持つことを示し,それゆえにT2DMに利点があることが予想された。さらに新規知見により,脂肪毒性の関与の阻止においてn-3 PUFA消費の利点を示した。n-3 PUFAの摂食は非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に罹患した患者の脂肪肝に正影響を及ぼし,肝エコー所見の改善及び肝臓血液動態の改善と関連する肝臓光沢性の顕著な減退を伴った。n-3 PUFAは心筋細胞の安定化及び抗不整脈作用を伴って心臓内部の異所性蓄積に有利な影響を及ぼした。他方,動物モデルによる近年のデータから,エイコサペンタエン酸(EPA)の経口投与はβ細胞脂肪毒性に対して保護作用をすることを示唆した。このレビューにより,脂肪毒性に関する最新の仮説について,器官機能作用異所性脂質貯蔵に寄与するn-3 PUFAの影響を集中して論じた。この証拠を試験するために及びこの過程に関与するメカニズム解明するために,さらなるヒト研究が要求される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
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