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J-GLOBAL ID：201002233541882135   整理番号：10A1045370

ナノ構造のフォルステライト被覆による骨組織工学用の多孔質ヒドロキシアパタイトの強化

Nanostructured Forsterite Coating Strengthens Porous Hydroxyapatite for Bone Tissue Engineering

著者 (5件)： EMADI Rahmatollah (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN) ,  TAVANGARIAN Fariborz (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN) ,  ESFAHANI Saied Iman Roohani (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN) ,  SHEIKHHOSSEINI Adel (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN) ,  KHARAZIHA Mahshid (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 93  号： 9  ページ： 2679-2683  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多孔質のヒドロキシアパタイト(HA)に,ナノ構造のフォルステライト(FSR)を被覆して,これを強化する方法を報告した。牛の骨から海綿骨を取り出し,1000°Cで2h加熱してHAのスカホールドを作製した。次に,硝酸マグネシウム,ショ糖,PVAを含む水溶液に硝酸を加えてpH=1とし,加熱してゲルとし,これを700~1000°Cで焼成して,FSRのナノ粉末を作製した。最後に,PVAを溶かした水に,最大15wt%のFSRのナノ粉末を混合してスラリーを作り,これにHAを浸漬し,乾燥後,900,1000°C,1100°Cで2h加熱した。製品をXRD,SEM,EDS,圧縮強度測定などでキャラクタリゼーションした。1100°C加熱材では,被膜の粒度は~2μmまで増加し,その圧縮強度は,未被覆材の0.12MPaから1.61MPaまで増加した。FSR被覆のHA材は生体活性を示した。

シソーラス用語： *生体工学 ,  骨 ,  *多孔質体 ,  *ヒドロキシアパタイト ,  強化 ,  かんらん石 ,  *セラミック被覆 ,  ナノ構造 ,  基質 ,  培地 ,  再生医療 ,  硝酸マグネシウム ,  二糖類 ,  ポリビニルアルコール ,  浸漬 ,  *圧縮強さ ,  熱処理 ,  生物活性 ,  *燐灰石 ,  ピラノシド ,  フラノシド ,  グルコシド ,  フルクトオリゴ糖
準シソーラス用語： PVA【重合体】 ,  *スキャフォールド【基質】 ,  *フォルステライト ,  圧縮強度 ,  *骨組織工学

分類 (3件)： 医用素材  (GA05040H) ,  非金属材料へのセラミック被覆  (YC02040K) ,  合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (1件)： 蔗糖

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ構造 ,  フォルステライト ,  骨組織工学 ,  多孔質 ,  ヒドロキシアパタイト ,  強化