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J-GLOBAL ID：201002233575272468   整理番号：10A0593040

肥満療法を標的とした細胞内生体エネルギー療法

Cellular bioenergetics as a target for obesity therapy

著者 (3件)： TSENG Yu-Hua (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  CYPESS Aaron M. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  KAHN C. Ronald (Harvard Medical School, Massachusetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 9  号： 6  ページ： 465-482  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満はエネルギーの摂取が消費を上回るときに起こる。現在の肥満治療のほとんどは,カロリー摂取を減らすことに重点を置いているが,最近,細胞エネルギー消費を増大させること(生体エネルギー療法)が,既存の方法に代わる有望な治療法になる可能性が示されている。適応性熱産生がこれに当たる。適応性熱産生は,外部刺激に応じて熱を発生することで褐色脂肪と骨格筋内でエネルギーを消費する生理学的プロセスのことである。最近,これらの組織の発生・機能を制御する因子の同定や,ヒト成人体内の褐色脂肪を測定する技術の開発が著しく進歩している。この総説では,このような新しい知見と細胞内生体エネルギーの従来の見解とを関連付け,細胞内エネルギー消費を標的とする新しい抗肥満療法の可能性を探る。Copyright Nature Publishing Group 2010

シソーラス用語： *肥満 ,  *治療法 ,  ターゲット ,  *栄養所要量 ,  *エネルギー消費 ,  産熱 ,  褐色脂肪組織 ,  骨格筋 ,  ヒト
準シソーラス用語： 褐色脂肪 ,  *摂取エネルギー

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患の治療  (GD05030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 肥満 ,  療法 ,  標的 ,  生体 ,  エネルギー