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J-GLOBAL ID：201002233715875770   整理番号：10A1152939

需要家における需要予測を用いた電力貯蔵用システムの運用制御

Operation of Battery Energy Storage System in Demand Side using Local Load Forecasting

著者 (6件)： 樋田祐輔 (早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科) ,  横山隆一 (早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科) ,  清水川純 (明星大学理工学部電気電子システム工学科) ,  伊庭健二 (明星大学理工学部電気電子システム工学科) ,  田中晃司 (東京電力(株)) ,  関知道 (東京電力(株))
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 130  号： 11  ページ： 995-1001 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 契約料金に影響を与える最大電力の抑制と電気料金の昼夜間差を最大限に利用するため,需要家における電力貯蔵装置の制御例として明星大学キャンパスに設置されたNAS電池を対象に,負荷追従制御法を提案した。負荷追従運転制御の手順は予測誤差を逐次補正しながら充電されている電力を需要曲線の頭頂部に割当て,受電電力を平坦に保つような制御を目指している。需要予測手法は,週,曜日,気温,予測対象当日の需要実績の4つの要素を説明変数とした重回帰モデルを用いており,8時,12時の需要予測誤差はほぼ7%で安定していた。本提案の過去実績データを用いた負荷追従運転は,パターン固定運転に比べ,良好な結果が得られた。

シソーラス用語： 消費者 ,  電力消費 ,  需要予測 ,  *電力貯蔵 ,  電気料金 ,  *ナトリウム-硫黄蓄電池 ,  電力制御 ,  *追従制御 ,  負荷調整 ,  多重回帰分析 ,  負荷平準化

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (8件)：

• (1) T. Tsuji, R. Hara, and T. Oyama: “Distributed Generations and Demand and Supply Control Technologies”, IEEJ Trans. PE, Vol. 129, No. 9, pp. 1066-1069 (2009-9) (in Japanese)
• 辻 隆男・原 亮一・大山 力: 「分散型電源と需給運用制御技術」, 電学論B, 129, 9, pp. 1066-1069 (2009-9)
• (2) N. Amjady: “Short-Term Hourly Load Forecasting Using Time-Series Modeling with Peak Load Estimation Capability”, IEEE Trans. Power Syst., Issue 3, Vol. 16, pp. 498-505 (2001-8)
• (3) J. W. Taylor and P. E. McSharry: “Short-Term Load Foresting Method: An Evaluation Based on European Data”, IEEE Trans. Power Syst., Issue 4, Vol. 22, pp. 2213-2219 (2007-11)
• (4) NEDO技術開発機構: 「新エネルギー等地域集中実証研究/八戸市水の流れを電気で返すプロジェクト」, 「系統連係技術開発及び開発事業」成果報告会資料

タイトルに関連する用語 (4件)： 需要家 ,  需要予測 ,  電力貯蔵 ,  運用